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腎臓病―急性腎炎、慢性腎炎、腎不全

糸球体に炎症が起きて血尿、たんぱく尿に

 腎臓には1分間に1リットルのペースで血液が送り込まれます。この血液をろ過して、塩分や有害物質、老廃物などの不要な物質を尿に排泄するのが腎臓の主な働きです。

 腎臓には糸球体という毛細血管のかたまりがあり、そこで血液のろ過が行なわれるわけですが、糸球体に炎症が起こって機能に障害が生ずるのが腎臓病です。腎臓病には急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全などがあります。

 腎臓の働きが阻害されると、むくみ(まぶたや足など)、尿の異常(尿が赤い、尿が少ない)、高血圧などの症状が出ます。

●急性腎炎

 子供に多く見られる病気で、風邪などの感染症にかかってから1〜3週間後に発病します。風邪の症状が続いたあと、まぶたが腫れる、血尿が出る、血圧が高くなる、尿からはたんぱくが出る、尿が出なくなる、などの症状が出ます。体がだるく起きていられなくなります。

●慢性腎炎

 慢性腎炎は、原因不明の急性腎炎が慢性化するもので、血尿が出る、たんぱく尿が出る、など一連の症状は急性腎炎と同じですが、はじめは血尿が肉眼ではわからず、気づかない場合もあります。自覚症状がないまま進行することも多いので、定期的に腎臓の検査を受けることが大切です。慢性肝炎が進行すると、やがて腎不全になり、人工透析が必要になります。

●ネフローゼ症候群

 ネフローゼ症候群は、1日の尿の中に3.5g以上のたんぱくが出る状態が続く場合をいいます。多量のたんぱくが尿へと失われるので、低たんぱく血症を起こします。また、むくみや高脂血症を伴います。子供に多い病気で、腎炎から移行する人の半分は14歳未満の子供です。
 また膠原病や糖尿病が原因で起こる場合もあります。

腎臓に負担をかけない食事療法

 腎臓病の治療では、腎臓への負担を少なくする食事療法が行なわれますが、一人一人の症状によってその内容は変わります。一般的には次のような方法がとられます。

@たんぱく質を制限し、良質のたんぱく質をとる。

A十分なエネルギー量をとる

 
 たんぱく質を制限するため、糖質や脂質からの補充が必要になります。ただし、糖尿病性腎症の場合は異なるので、医師の指示に従います。

B塩分を制限する

 塩分や水が十分に排泄できず、むくみの原因になるためです。

Cカリウムを制限する

 人によってはカリウムが排泄できなくなります。血中カリウムの増加は心臓にとって危険です。医師の指示により行います。

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