生活習慣病の原因と予防法
乱れた食生活生活習慣病と原因五大栄養素と機能性成分食生活の見直し運動と禁煙の効果ストレスが起す病気体に良い食べ物

ビタミンの種類と働き(水溶性・脂溶性・必須ビタミン)

ビタミンAとビタミンEの働き―欠乏症と過剰摂取

   ビタミンA(レチノール)    ビタミンE(トコフェロール)

 ビタミンAとEは、どちらも必須ビタミンの中の脂溶性ビタミンに含まれます。脂に溶ける性質があり、油脂類といっしょにとると吸収が良くなります。ただし、水に溶けて尿と一緒に排出されないので、過剰摂取には注意が必要です。なお、ニンジンなどに多く含まれるβカロテンは、体内でビタミンAになりますから、ビタミンAとして扱うこともあります。
 (※なお、本サイトではβカロテンとリコペンの効果として、ページを改めて詳しく解説しています)

ビタミンA(レチノール)

 ビタミンAは動物にしか含まれていませんが、緑黄野菜の黄色の色素であるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。このような物質をプロビタミンAと呼んでいます。

●不足、摂り過ぎは

 ビタミンAが不足すると夜盲症になることが有名です。
 ビタミンAの過剰症は、手のひらや足の裏が黄色に変色する程度で、食事から摂取する場合はよほどのことがない限り心配ありません。また、βカロテンとして摂る場合は、必要量のみビタミンAに変換されますから、過剰摂取になりません。

●何をしてくれるか

 眼の明暗の感受性を維持し、夜盲症や視力の低下を防ぎます。
 胃腸や気管支などの粘膜を正常に保ち、また皮膚の状態を整えます。
 成長を促進し、強い骨、髪、歯を作ります。
 活性酸素を抑え、また免疫に関与し、がんの予防などに役立ちます。
 風邪などの呼吸器の感染に対する抵抗力をつけます。

●たくさん含んでいる食品

ビタミンAとして…レバー、うなぎ、あなご、あん肝、魚の肝油、銀だら、たまご、チーズ…など
βカロテンとして…ニンジン、カボチャ、モロヘイヤ、パセリ、ホウレンソウ、小松菜…など

ビタミンE(トコフェロール)

 

ビタミンE(トコフェロール)

 ビタミンEにはトコフェロールとトコトリエノールがそれぞれ4種類ずつあり、もっとも強い効力をもつのがトコフェロールです。比較的短時間しか体内に貯えられないため、摂り過ぎによる毒性は認められていません。

●不足、摂り過ぎは?

 ビタミンEは抗酸化食品ですが、日本人の通常の食事では欠乏することはほとんどありません。また、過剰症も他の脂溶性ビタミンのような心配はありません。

●何をしてくれるか

 強力な抗酸化作用をもち、人体に有害な過酸化物質の生成を抑えます。
 細胞の老化を遅らせるので、若々しく見せます。
 毛細血管の血行をよくするので、頭痛、肩こり、冷え性などの改善に有効です。
 抗酸化作用により、がんのリスクを下げます。
 動脈硬化を防ぎ、虚血性心疾患のリスクを下げます。

●たくさん含んでいる食品

 植物油うなぎあゆたらこアーモンドヘーゼルナッツ落花生西洋カボチャ…など

   TOP   HOME