生活習慣病の原因と予防法 生活改善ネット
サイトマップ
乱れた食生活生活習慣病と原因五大栄養素と機能性成分食生活の見直し運動と禁煙の効果ストレスが起す病気免疫力を高める

HOME > 誤った健康常識/最新医学が教える食事法とは 

誤った健康常識/最新医学が教える食事法とは

肥満解消、運動、カロリー、コレステロール、血糖値、食事法…についての新常識を知る

    ※健康常識3つの誤り〔CONTENTS〕の概要は下段  

針小棒大の健康情報に踊らされる日本人

 日本人の平均寿命は世界でトップクラスです。医療の発達や経済力などとともに、健康や衛生への意識の高さが貢献しているのでしょう。しかし、健康志向の強い人は、様々なメディアから垂れ流される、玉石混交の健康情報に踊らされやすいという側面もあります。

 遠く過去をさかのぼれば、1975年に「紅茶キノコ」と「クロレラ」が大流行しました。今から見ればかなり珍奇で、効果もあやしげなものです。この他に、ドクダミ(1990年)、クマザサエキス(1992年)、杜仲茶(1993年)、にがり(2003年)、寒天(2005年)、生姜紅茶(2010年)などがブームとなっています。

 それぞれ、健康によい理由はあるのでしょうが、問題は新しく注目された「ある成分」を「新健康法」と過大に評価し、飛びついた軽薄さにあります。新しい機能性成分やそれを含む意外な食品が何らかの健康によいと知れば、皆が跳びつく。こうしたメディアに踊らされる性向は、栄養素などの知識が広く広まった21世紀においても、あまり変わっていません。

体に良い健康成分は数百種類―大事なのはバランス

 体に良い健康成分を細かく数え上げたらきりがありません。五大栄養素だけを見ても次のような、生命の維持に欠かせない成分があります。

糖質(ブドウ糖、果糖、ガラクトース、ショ糖、麦芽糖、乳糖、デンプン、グリコーゲン、セルロースなど)
脂肪(中性脂肪、各種飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸)
タンパク質(9種類の必須アミノ酸…その他のアミノ酸は体内で合成)
ビタミン(13種類の必須ビタミン+各種ビタミン様物質)
ミネラル(必須13種類+準必須数種類)
その他…食物繊維と水
 以上の栄養素は不足すると体に様々な症状が現れるばかりでなく、摂り過ぎても害になるものもあり、バランスよくとることが最も需要です。偏食などによる栄養の偏りこそは、生活習慣病への道であり、命を縮める原因となります。

 以上の栄養素の他に、生体調節機能を持つ成分(第6の「栄養素」)があります。食物繊維もその一つですが、抗酸化作用など様々な働きを持つ各種ポリフェノール類、キトン、キトサン、アントシアニン、イソフラボン、カテキン、ルテイン…などの成分が次々と発見されてきました。そして、新しい健康成分が発見されるたびに、それを含む特定の食品に注目が集まることになります。

 しかし、先に述べた五大栄養素を、できる限り多種類の食材からバランスよく摂取していれば、機能性成分は特に意識しなくても十分にとれているはずです。そもそも機能性成分(フィトケミカル)は、未知の成分も含めて数百種類以上はあるといわれますから、特定の数種類の成分のみに気を奪われ、サプリメントや健康食品に依存するのは、極めてバランスを欠いた思考法と言わざるを得ません。

 〔健康常識3つの誤り〕CONTENTS

 このコーナーでは、最近の医学によって疑問視されている、「3つの健康常識」について、3ページに分けて解説していきます。

@肥満は「摂取カロリー」よりも血糖値の上昇から
 肥満は様々な病気の引き金になります。肥満解消のためには摂取カロリーを減らすことが絶対とされてきましたが、実はこの考えは誤り。血糖値の上昇を抑えることこそが重要だったのです。そのためには糖質(炭水化物)を控えめにし、野菜を先に食べて主食を最後にする、食事はゆっくり…などの工夫が必要です。

A肥満解消には「運動」‥ではなく食事がいちばん
 「肥満を解消するには運動が第一」は間違いで、どんなに運動をしてもなかなかお腹の脂肪は落ちません。ダイエットには糖質(炭水化物)の摂取を控えめにすることが最重要だったのです。ここでは糖質が体内で分解・再合成されて、グリコーゲンから中性脂肪へと蓄積される仕組みを解説。ダイエットは〔食事8:運動2〕と言われます。

Bコレステロールの「摂取制限」は必要?
 動脈硬化から深刻な生活習慣病を引き起こすコレステロールは、食品からの摂取制限が推奨されてきました。しかし、コレステロールの9割は体内でつくられることから、今では摂取は問題ないとされています。また、悪玉・善玉の呼称も誤解を招いています。日本動脈硬化学会「コレステロール摂取量に関する声明」抜粋も紹介。


  TOP   HOME