生活習慣病予防講座
 乱れた食生活と生活習慣病
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乱れた食生活と生活習慣病

「乱れた食生活と生活習慣病」のページ構成
  1.肥満・過食が招く生活習慣病適正体重・BMIとは
  2.食事の洋風化偏食の問題
  3.ファストフード・インスタント食品・外食
  4.孤食不規則な食事の問題
  5.無理なダイエット摂食障害

過食、偏食、お手軽な食事、不規則な食事


 生活習慣病の原因の中では、食生活の乱れが最もウエイトが高いことが知られています。
 日本では、「30代〜60代の男性の3人に一人が肥満」とのデータがありますが、働き盛りの多くが生活習慣病のリスクについてあまり考えていないように思われます。
 
 現代では欲しい食べ物は何でも手に入ります。食事の支度に時間をかけなくても、温めるだけで、あるいはそのまま食べられるレトルト食品や惣菜も豊富です。それも面倒なら外食でも間に合います。

 食事の時間も不規則になり、栄養素などを含めた食と健康の問題に無関心な層が拡大しているようです。

 かつては独身で一人住まいの男性がもっぱら利用していた外食やインスタント食品を、いまやだれもが頻繁に利用しています。

 また、わざわざ料理を作らなくても、レトルト食品や豊富な惣菜、加工食品などがありますから、そこそこに満足のいく食事ができます。都市部では深夜でも店が開いているので、好きな時間に好きなだけ食べることができます。

 インスタント食品やレトルト食品、コンビニなどは、私たちに多大な便利さをもたらしましたが、同時に不規則な食事を加速させました。
 不規則な食事の中でも、特に夜食は肥満につながるだけでなく、体内時計を狂わせ、寝起きが悪くなったりする弊害もあります。

 お手軽な食事では、ファストフード店の拡大も見逃せません。食事のアメリカナイズとグローバル化が進んだ結果、日本中のあらゆる世代に肥満体が増加しました。
 それとともに偏食の問題も見逃せません。肥満は外見でわかりますが、偏食はその影響が体に現れてからではもう遅いのです。

 最後に、過食と並んで若い女性のダイエット志向にも問題があります。標準的な体形ばかりでなく、細めの体形の女性まで自分を肥満と思い込み、ダイエットをする傾向があり、栄養の面で心配です。それに何らかのストレスが加わると、時には拒食症や過食症などの摂食障害になることもあり、そうなると個人というより家族の抱える問題となります。

 ここでは現代日本の乱れた食生活の問題点をいくつかとり上げて論じていきます。

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