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ピーマン、パプリカ、ブロッコリー/彩り豊かな野菜の効能

   ピーマンとパプリカ  ブロッコリー

 ピーマン、パプリカ、ブロッコリーと、お子様が嫌いそうな野菜を並べましたが、これらは色が鮮やかで食欲をそそりますね。目で料理を楽しむのが和食の特徴の一つですが、洋食や中華だって彩り豊かな色彩を楽しむ料理があります。彩りが豊かなだけでなく、ビタミン、ミネラルなどの栄養価も高く、様々な調理法が可能なこれらの洋風食材をぜひ日常的に味わってください。

ピーマン(青ピーマン)とパプリカ(赤ピーマン・黄ピーマン)

 ピーマンといえば一般に青ピーマンのことを指し、だいぶ後から日本人の食卓に登場した赤ピーマンと黄ピーマンはパプリカと呼ばれて区別されていますが、どちらも辛みのないトウガラシの栽培品種であることに変わりはありません。しかし、ピーマンが苦くて青くさいのに対して、パプリカには強い香りがなく、味も適度な甘味と酸味があるので、近年は新種の人気が高まってきました。

 さて、青ピーマン、黄ピーマン、赤ピーマンは味や香りだけでなく、ビタミンの含有量も大きく違います。たとえば可食部100g当たりのカロテンの含有量は、青・黄・赤の順に〔400μg・200μg・1200μg〕となっていますが、緑黄野菜の定義(100g当たりのカロテンの数値600μg以上)に従えば、緑黄野菜は赤ピーマンだけになってしまいます。同じパプリカと呼ばれる黄ピーマンが、青ピーマンと共に淡色野菜の仲間とされるのは、ちょっと割り切れませんね(こうした分類に大した意味はありませんが…)。

 次にビタミンCの含有量を見ますと、これも青・黄・赤の順に〔76mg・150mg・170mg〕となって、同じピーマンでもこれだけの違いです。ビタミンCの1日の所要量は成人男子で100mgですから、青ピーマンでも十分に多いのですが、ピーマン=ビタミンCのイメージを覆す、パプリカの実力です。

 そのほか、パプリカにはビタミンB2、B6、葉酸、ビタミンEなども多く含まれています。また、ビタミンCを壊れにくくする、ビタミンPもパプリカに多く含まれているため、加熱してもビタミンCがあまり失われないという副産物もあります。 総合的に見て栄養価は赤ピーマンの圧勝。次いで、カロテンだけが青ピーマンよりも少ない黄ピーマンが続くということになります。

 しかし、料理は見て楽しむものでもあり、色とりどりの食材が並ぶのは食欲増進の上でも大きなプラスです。また、ピーマンは肉詰めなどの定番料理があり、その苦みや香りを美味しさに変えた料理で味と栄養のバランスをとりたいものです。

ブロッコリー

 ブロッコリーも嫌われる野菜の一つですが、その理由はやはり野菜特有の苦みでしょうか。ブロッコリー好きの人にはあまり感じないタイプの苦みですが、嫌いな人は美味しく食べられる調理法を見つけて食べないともったいないですね。

 ブロッコリーにはカロテン(810μg/100g)、ビタミンC(120mg)やビタミンB2、B6、鉄分などを多く含むうえに、ボリュームのある緑色の花蕾を食べるため、葉物の緑黄野菜に比べて重量的にたくさん食べられるというメリットがあります。

 日本でのブロッコリーの食べ方は、茹でてマヨネーズをかけるというのが一般的ですが、欧米ではサラダなどで生食することもあるようです。ブロッコリーの苦手な方でも食べられる調理法としては、スープやシチューの具、炒め物、天ぷらなどがあり、味付け次第では美味しくいただけるのではないでしょうか。

ブロッコリースプラウトについて

 最近、カイワレ大根にそっくりのブロッコリースプラウトと呼ばれる野菜が、野菜売り場の一角でその存在感を高めています。これは発芽したての子葉と胚軸を摘み取ってスプラウト(もやし)として食用としたもので、カイワレ大根よりもさらに栄養価が高いということが報道されてから、人気を高めています。サラダや肉料理の付け合わせ、冷やし中華などに便利ですが、他のスプラウト類に比べてちょっとお値段が高いのがちょっと残念ですね。でも、栄養価に重きを置くなら、健康食品よりは数段安いですよ。

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