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「体に良い食べ物」とは?

 この単元では「クスリにもなる体に良い食べ物」について、その理由と共に紹介していきます。

「体に良い食べ物とは?」のページ構成

 1.悪玉コレステロールを下げる食事
 2.血をさらさらにし、血圧、血糖値を下げる食べ物
 3.コレステロール摂り過ぎ心配ない? でも飽和脂肪酸が…
 3.特定保健用食品(トクホ)の上手な利用法
 4.抗酸化作用食品で病気から体を守る
 5.病気知らずの免疫力アップ生活術
 6.免疫力アップ食品で、クスリに頼らず健康に
 8.目に良い栄養素と食品

すべての食べ物は体に有益! 大事なのはバランス

 「ニンジンは体に良いんだから、しっかり食べなさい」…子供の頃、お母さんからそう言われて育った人は多いと思います。

 今では大人同士の会話でも、「ホウレンソウは体に良い」「イワシは体に良い」「ヨーグルトは体に良い」などという話が出るのは珍しくありません。でも、「体に良い」のひと言で片付けられると、ちょっと寂しいですね。

 長年、多くの人たちの食卓に上がってきた食材はすべて、何らかの「体に良い成分」を備えています。その体に良い理由は食べ物によってさまざまです。たとえば先ほどの会話の例でいえば、ホウレンソウはβカロテン、ビタミンC、鉄分を豊富に含むから「体に良い」のです。

 同様にイワシやサンマなどの青魚が体に良い理由は、脂肪の多い肉に代わるたんぱく質源となるばかりでなく、カルシウムとその吸収を助けるビタミンD、中性脂肪やコレステロールを減らすEPA、DHAを多く含むからです。ヨーグルトはその栄養価よりも、腸内環境を整えることで注目されている食品ですね。

医食同源への誤解

 「○○は体に良い」というような言い方が一人歩きすると、あたかもそれが万能薬であるかのような錯覚に陥り、それさえ食べていれば安心という気分になるおそれがあります。確かに、「医食同源」という言葉があるように、多くの食材は広い意味では病気を予防する薬と考えることはできます。でも、特定の食材にこだわりを持ち続けることはあまりよいことではありません。

 どんなに素晴しい薬効を持った食べ物でも、食べ過ぎれば逆に害になります。たとえば、脂溶性ビタミンのビタミンA、E、各種ミネラルなどの過剰摂取には、それぞれに特有の中毒症がありますし、食物繊維のとり過ぎは、栄養素の吸収を阻害し、また下痢を引き起こします。極論を言えば、人体の約6割を占める水でさえ、一度に大量に飲みすぎると危険です。体が必要としている成分は、多すぎても少なすぎても体に良くないのです。

「食べるクスリ」を毎日多品目食べよう

 そのことは薬の飲みすぎを考えればわかります。食べ物が薬であるなら、特定の食べ物を継続的にたくさん食べ続けることはリスクを伴うのが道理です。だから、いろいろなテイストの食べ物を多品目食べることが奨励されているわけです。

 「体に良い食べ物とは?」では、そうしたことを前提としたうえで、野菜類を中心に「食べるクスリ」と考えられる食品を紹介していきたいと思います。併せて、「体に悪い食べ物」についても適宜、触れていきます。

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